2023 12/5 BLOG 重松清「木曜日の子ども」を掲載いたしました。
<プロローグ>
重松清「木曜日の子ども」を読了。
直樹賞作家としても知られる重松氏は家族物を書かせると天下一品。
これまで触れてきた重松作品「その日のまえに」「流星ワゴン」「ビタミンF」等はいずれも、
「人生の応援歌」とも言える温もりのある作品だったのに対し、
今回手に取った「木曜日の子ども」は家族をテーマにしている点こそ変わらないものの、
個人的にはこれまでのイメージを覆すディープなミステリーは
衝撃的で作者の深淵をのぞいた気持ちです。